職業生活で不安や悩みを抱え、メンタル不調を発症するビジネスパーソンが増えています。
職場のメンタルヘルス対策として、今注目を集めているのが「ラインケア」です。
6月28日(金)に管理職向けにメンタルヘルス研修「ラインケア」について岡山EAPカウンセリングルームの松岡先生に研修をして頂きました。
ラインケアとは、課長・部長などの職責にある管理監督者(=ライン)が主体となり、従業員の健康管理に取り組むメンタルヘルス対策です。
【メリット】
管理監督者がラインケアを実施することで、部下が抱える課題に対して、適切な対処方法を伝えられるため、従業員のメンタルヘルスの課題解消につながります。
管理監督者と部下のコミュニケーションが良好であれば、心理的にも安心し、意欲的に業務に取り組むことができ、生産性の向上・離職率の低下にも繋がっていきます。
ラインケアを行うことで、企業に課せられている安全配慮義務を遵守することができます。
メンタルケアの最初のステップは、「いつもと違う」部下に気づくこと!!部下の話を聞いたり、相談を受けたりして、健康状態を把握し、場合によっては産業医や産業カウンセラーなどへの相談をすすめます。 社員のみんなが毎日いきいきと働ける職場づくりを目指していきます。
また、7月30日(火)には若手社員向けにメンタルヘルス研修「レジリエンス」について岡山EAPカウンセリングルームの 松宮先生に研修をして頂きました。
レジリエンスとは、つらい状況や逆境に直面した時に、挫けずに乗り越えていく力のことです。
・失敗して気持ちが落ち込んでも、すぐに立ち直る回復力
・ストレスやプレッシャーをしなやかに受け止める柔軟性
・不確定な状況でも対応できる適応力
レジリエンス力を高めるためには、自分自身と向き合い、ストレス対処法を身につけ、自己効力感を高めていくことが大切です。
また、周囲との絆を大切にし、支え合える関係性を築くことも重要なポイントとなります。
困難に直面した時こそ、その経験を自己成長のチャンスと捉え、周囲のサポートを活用しながら前を向いて進んでいく。
そうした逆境に負けない強さと、柔軟な発想こそが、レジリエンスの本質です。
4つの筋肉(自尊感情・ポジティブ感情・自己効力感・サポーター)を鍛えて折れにくい心をつくりましょう!!💕