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令和6年石川県能登半島地震の災害支援③

2024年1月24日(水)、昨年12月の能登半島地震による断水が続く石川県珠洲市を支援する

ため、倉敷市が所有する移動式トイレトレーラーの派遣出発式に参加いたしました。

 

珠洲市は、2023年12月に発生した能登半島地震により大きな被害を受け、特に水道インフ

ラの復旧が進んでいない地域では、生活環境の厳しさが続いています。そうした中で、倉

敷市が災害支援の一環としてトイレトレーラーを派遣することになりました。

 

派遣出発式には、地元の幼稚園児たちも参加し、応援メッセージを書いた後、トレーラー

の出発を見守りました。幼稚園児たちの心のこもったメッセージがトレーラーに書かれ、

それが被災地に届けられることは、大きな励ましとなるでしょう。幼稚園児たちの笑顔と

エールが込められたトレーラーは、珠洲市の人々に少しでも早く安心を届けたいという願

いを背負って、出発しました。

 

このトイレトレーラーは、2018年の西日本豪雨の経験を教訓に、倉敷市が2019年に購入

したもので、災害時に備えて導入されました。今回の派遣が初めての本格的な出動となり

ます。これまで、トレーラーは通常のトイレとしても利用されており、当社が解体したビ

ルの跡地に設置されていました。

 

トレーラーは上下水道と接続され、定期的なメンテナンスや車検の際には、当社も維持管

理のお手伝いをさせていただいています。

 

今回の出動にあたっては、珠洲市の被災地で効果的に使用できるようにトレーラーの一部

が改装されました。特に、断水が続く地域での使用を想定して、汲み取り式に改装されて

おり、水道が復旧していない場所でも安心して使用できるようになっています。

 

このトレーラーは、27日に珠洲市に到着し、市内の小学校に設置される予定です。この小

学校は避難所として使われており、トレーラーの設置により、避難生活を送る住民たちの

衛生環境が改善されることが期待されています。

 

珠洲市は、能登半島地震によって大きな被害を受け、特に水道インフラの破壊により、多

くの住民が断水の中で厳しい生活を強いられています。そのため、今回の移動式トイレト

レーラーの派遣は、避難所での衛生環境改善に大きく貢献すると考えられています。特に

トイレなどの衛生管理が重要視される状況下で、このトレーラーは生活の質を向上させる

大きな役割を果たすことを期待しています。

 

今回の派遣は、倉敷市が西日本豪雨の経験をもとに災害時に迅速に対応できるよう備えて

きた体制の成果です。トレーラーが無事に珠洲市に到着し、現地で有効に活用されること

で、被災者の生活が少しでも快適になることを願っています。倉敷市がこのような支援を

提供することにより、被災地における復興活動がさらに加速し、住民が安心して生活でき

る日常が一日でも早く戻ることを心から祈っています。

   

 

以下URLは倉敷市公式アプリに掲載されいるニュースです。是非ご覧ください。

city-kurashiki-iblend.my.salesforce-sites.com/Ryobi_GSP__PortalInformationDetail?navi=a0n2t00000JmyVTAAZ

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