グループ企業での産業廃棄物のリサイクル事業による循環型社会の実現
中央建設は産業廃棄物を単なるゴミとは考えていません。
グループ企業にて適切に処理をおこない、貴重な資源として再生させます。それは正に地域社会の環境保護に繋がっていくはずです。
また、こういったリサイクル製品は貴重なエネルギーとしても利用され、限られた資源の保全にも繋がります。
今後も、最新技術を積極的に取り入れ、処理行程の効率化を図りながら、循環型社会の実現を目指して参ります。
材料販売取扱商品
再生砕石(RC-40、RC-30)・再生砂・再生割栗石
自社の再生プラントにてコンクリート殻、アスファルト殻ともに前処理として小割機で破砕し、鉄筋コンクリート廃材中の鉄くずやそのほかの異物を丁寧に取り除きます。
その後、破砕機に投入し40㎜以下サイズに破砕処理したものです。砂の混ざっていない再生砕石もありますので、有孔暗渠排水管などの埋戻し、水抜きの埋戻しにもご利用いただけます。
再生砕石の主な使用用途
・道路の路盤材
・土木・建築工事などの基礎材
・工事用道路や駐車場などの砕石舗装
再生砂の主な使用用途
・上下水道、電気、ガス管などの道路部における地中埋設管工事の埋戻し材
・擁壁の裏込め材
改良土
改良土に使用する原料は、建設現場などで発生する建設発生土・建設汚泥が主です。建設発生土には、粘土や水分、自然石などが含まれているため強度が安定せず、多くは廃棄されます。
これらの建設発生土に、異物の除去、生石灰の添加による土質改良、粒度の調整(粒径0~40mm)を施すことで、再度埋め戻しなどで使用できるようにした「改良土」を自社改良土プラントで常時製造しています。
年1回、所定の機関に依頼し試験を行っています。試験結果報告書が必要な方はお気軽にご連絡ください。
また、自社でもCBR試験を毎月行っており、自社基準CBR15%以上になるよう管理しています。
改良土の主な使用用途
・宅地造成などの盛土材
・道路路床材
・構造物などの埋戻し材
木材チップ
木材チップに使用する材料は、木造の建物などを解体したときに発生する建設廃木材です。
搬入した建設廃木材は手作業で選別作業を行い、藁や竹、紙などの焼却物や廃プラスチックなどを丁寧に取り除き自社の再生プラントで破砕処理し、木材チップとして再利用されます。
木材チップの主な利用用途
・再生紙の原料
・バイオマス発電の燃料
・パーティクルボードの原料